おはようございますまだ夜中。早く寝たら早すぎる目覚めになりました。
睡眠導入剤を飲んでいるんですが、大体4時間で目が覚めるので、それ以降寝直すのが毎回大変。
今日はもう起きてしまいました。
前回ちょこっと書いた、不登校だった二人の子供を育てたお母様のこと。
うん。不登校だったんです。ぼくと弟。
ぼくは強迫性障害になって通えなくなって、弟はそれに引き摺られ不登校に。
病気の人がそばにいると、近くの人も病気になりやすくなるって話、本当だなって。
弟には申し訳ないことをした。
こっちが重症度MAXだったせいで、お母様がこちらにかかりきりになってしまっていたみたいだから。
これは後から弟に聞いたことだけれども。
当時は話もできなかったけれど、今は仲の良いきょうだいのはず。
詳しい弟との関係性はまた今度。
当時の話。
強迫性障害の話でもしましたが、小学6年まではぼく神童だったんです。
自分で言うのもどうかと思うけれども。
幼児IQ180。識字も早かったし、小学校は勉強せずにほぼ全科目100点。
何もしなくても全部分かったんです。勉強も好きでしたし。
でも小学6年生後半、そこで強迫性障害になりました。同時に一気に勉強が分からなくなりました。
全く。ほぼ全部何も分からなくなった。分からなくなった自分にも意味が分からなくなった。
音が気になる光が気になる振動が気になる物に触れない物を捨てれない風呂に入れない服を洗濯に出せない。
全部意味がわからない。
勘でこれはやばいと思って、部屋を聖域と捉えることにしました。
二段ベッドを扉の横につけて。その奥に入ったら自分の聖域。
聖域っていうのは、全てが許される場所ということ。この中にいる時だけは全てが許されるし、病気も気にならなくなる、外に出なければならなければそこが拠点となって自分の心の拠り所になるところ。
ノックされでもすれば飛び上がって驚いてひぃと叫び、音の取り除き方の儀式みたいなのをしたりするレベルの、吹いたら飛ぶような脆弱な聖域だけど、本当にそこだけが、自分の居場所だったんです。
自分の居場所ならなんでも大丈夫。そう「設定」したことで、部屋の外ではもうどうしようもなく大変でした。
部屋では一息つける代わりに、外での生活が全て敵になったんです。
トイレの扉の開ける音が気に入らなくて開け閉めを延々とする。階段から降りるのに出した足が気に入らなくて足を出しては戻して出しては戻して。
トイレは行くのに2時間かかっていたし、風呂は1ヶ月入れませんでした。
お風呂は今でも苦手で、風呂キャンセル界隈にいます笑
ホットヨガのシャワーが最近のぼくの風呂ですね。
こんな中つられて弟まで強迫性障害予備軍になって(こんな存在が24時間365日いたら影響されます)、今考えると、お母様の大変さは想像を絶する物だったと思います。お母様もそう言っていましたし。
父は単身赴任で家にいないことの方が多かったので、あまり関わりはありませんでした。
だから基本的には病気のことは分かっていないと思います。ノータッチ。
なんで普通にできないんだとか言われたこともありました。
精神病って、解りづらいし認め難いものがありますから。
今は理解してくれています。うつ病になったことも、そういう子供だっていうことも。
今は一緒に住んでいて、普通の親子の関係性に慣れてると思っています。いまだにぼくは自立できていない子供ですが。
お父様は夕食を作ってくれています。大感謝です。
たくさん思いだしたら疲れちゃった。
普段は記憶に残していないので、忘れているんです。
だから大学手前までの記憶がほとんどない。
掘り下げて掘り下げて、ようやく思い出せるくらい。
他に思い出したらまた書きます。
もう一回寝ようかな。